今、COVID-19 新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るい、私たちはグローバルレベルで、この困難を乗り越えようとしています。
新しい年が明け「今年は災難のない年でありますように」と祈った方も多のでは無いでしょうか。
私たちは生活をする中で、六法により犯した罪を裁かれます。
この世にはもう一つ、自然の法律(cosmic law) があり, 誰もに公平に与えられた一日24時間、そしてどんな小さな行動にも結果が付いて来ます。
「原因と結果」これも自然の法律の一つです。
私たち人間は長い長い年月を掛け、混乱の花のタネを巻き、今咲いた花をどう刈り取ろうかと、老いも若きも、貧乏も金持ちも、無差別に脅かされることで、初めて世界が一つになろうとしています。
手に負えないウィルスが家畜や鶏に感染したように、今度は人間の番なのかもしれません。
熊やサルが餌を求めて山を降りて来るのは、私たち人間が「快適な生活」を追い求めた結果では無いでしょうか。
原子力発電所を、されど「安全」と言って稼働させるのも、人間の「快適な生活」を超た「欲」に尽きるのだと思います。
プラスチックゴミ、遺伝子組み替え食品なども、自然の法律を「快適な生活」と引き換えに、やってはいけない事とわかっていながらも「欲」に負け、私たちは見て見ぬ振りをし続けているのです。
この様に原因のタネを巻き続ける私たちに、自然は形を変え、今の様に、結果となって目の前に大きな課題を突きつける時は、必ず必ず来るのです。
今、私たちに課された最大の課題は、前の様な生活に戻るのでなく、これを教訓としてどう変わらなければならないか、私たち人間は相対的無意識の中から、一人一人が何に意識を向けて、これから行動していかなけれないけないのかです。
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「アメリカは自由を讃える国だった、しかし今は経済/金を讃える国になってしまった」と、私の恩師、キャロライン・メイスは言います。
アメリカは自由を金で売ってしまった。
そして、アメリカに追い付け追い越せの他国の行動も、あらゆるメディアやSNSを通して、毎日私たちの生活の中に飛び込んでくる。
人間世界の「自由」とは、あなたの「自由」とは、これからどんなものでなければならないのか。
これから私たちは、何に価値を置いて前に進んで行かなければならないのか。
これからどんな花の咲くタネを巻いていかなければいけないのか。
人に触れることさえ許されない今
この混乱が終わった後
人の笑顔や優しいしぐさ
お互いの温もり無しでは生きる事の出来ない
私たち人間という生き物を
素直にどう捉えるべきか
意識を持って感じ、考え
この世に置かれたもの全てのものと繋がって行く
こんな事から始めるべきだと思うのです。