独立した子供

アーキタイプ ”Independent Child/独立した子供”

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誰もが12のアーキタイプを持って生活をしています。そしてそれぞれのアーキタイプに陰と陽の特質があり、幸せをもたらしたり、問題を起こしたりします。

子供のアーキタイプは、孤児、傷ついた子供、魔法の子供、自然の子供、永遠の子供、隠れた子供、独立した子供などに区別されます。

大人になっても誰もが子供の側面を持って自分を表現するため、その子供の側面はしばしば他のエネルギーをも支配するほどです。


誰もがこれらの全ての子供の精神的側面を象徴する要素を、ある程度持っているために、幾つかの子供のアーキタイプパターンがしばしば重なり、どれが一番自分を象徴する子供のアーキタイプなのかを区別するのが難しくなります。

まずこれはと思う子供のアーキタイプを選択し、他のアーキタイプを選ぶ時に、自分の持つ他の要因を含んだアーキタイプを選ぶことで、これらが自分の人生にどのように影響を与えているかを知ることができます。

また、これらの子供のアーキタイプは、4つのサバイバルアーキタイプの一つで、現在起きているCOVID-19などの、生き残りの危機を感じる出来事が起きた時や結婚相手を決める時などの、人生を変える岐路に立たされた時に、それぞれのサバイバルアーキタイプがはっきりと表現されるのです。

では独立した子供のアーキタイプについてご説明しましょう。

独立した子供のアーキタイプはCaroline Myssのアーキタイプカードには含まれていません。しかし現代では両親が働く家庭が多くなっていることや、離婚などで片親だけに育てられる子供、また昔なら戦争などで親を亡くし、小さな兄弟を親代わりに育てなければならない人に当てはまるアーキタイプです。

独立した子供のアーキタイプのシンボルとして、アルコールや麻薬などの中毒者を親に持つ子供が、親の手を借りずに育ち、兄弟の面倒を見るだけでなく、時には親の面倒を見ながら大人になっていく様子が、テレビドラマや映画となって良く取り上げられます。

独立した子供のアーキタイプは、幼い頃から親の役割を引き受け、親を含むすべての家族の世話をする、強い責任感を常に持ち, 子供であった時期が短いことを象徴付けます。

また、きちんと親がいるにもかかわらず、家庭内を仕切る責任を子供の頃から無意識に感じて来た人も、このアーキタイプに当てはまります。

独立した子供のアーキタイプの陽の特質は、責任感が非常に強く成長の過程でも献身的で、自分の負担よりも相手に便宜を測ることをします。

このアーキタイプを持つ人は、休日などに進んで家に人を集め、もてなす事に喜びを感じたりもします。

職場では、責任のある仕事ぶりと面倒見の良さが、しっかり者のイメージを与え頼りにされます。

陰の特質は、常に周りから喜ばれているかを確認しようとし、完璧主義で常に自分と真面目に向き合うことが、逆に自分を苦しめることに繋がります。

自分と同じ経験をさせないようにと、子供を過保護にしがちです。

自分なりに頑張っても成果が見られないと、自分を厳しく非難し孤独に陥ります。

職場では、責任ある子供として行動する傾向があるため、簡単なタスクは快く引き受けますが、とかく責任を問われることには慎重で、他の人に任せてしまう傾向にあります。

Independent Child/独立した子供:人生は大変なお仕事である。

生まれた時から人の面倒を見る責務を与えられている。 

陽の特質=常に自分と真面目に向き合い、何をするにも責任感が強い。人に優しく自分に厳しい。

陰の特質=達成感を過剰に求めるため、完璧に達成出来ないと思う事は初めからやらない。石橋を叩いても渡ろうとしない。

自分がどんなアーキタイプを持っているか、気になりませんか?

12のアーキタイプを知ることで、困難を生む悪いクセやパターンを変えることができます。

アーキタイプリーディングに関してご興味のある方は、お問い合わせ欄、又は alliswellcoaching@gmail.comまでEmailでご連絡ください。