アーキタイプ ”Dilettante/愛好家、素人”

創造 11.2019 copy.jpg

さあ、今日から新たに何を伝えようか??????

ものを書きたいという人が、行き詰まって何も書けないままになっている人が、キャロリンに相談すると、彼女は決まって、「ゴタゴタ言わずに何でもいいから書くことを習慣付けなさい/Stip bragging about it, just write anything every day.」と言う。そしてそれに念を押すように「何がそれをさせていないの/What’s stoping you?」と強い口調で言う。答えはいいものを描きたいが故に考えてしまうところにある。考えて考えて行動に移れない。

因みに、ここで紹介するキャロリンはCaroline Myssのことで、日本やヨーロッパではキャロラインと呼ばれている。

これはものを書くことだけに当てはまるのでなく、絵を描くにも物を作るにも、何かを創造しようとするときに、多くの人がぶち当たる壁である。

。。。と言うことで、私は思いつくままにこれから書いてみることにした。

今までコラムを書かせていただいた経験もあるが、描きたいトピック/ネタが思いつけば、あとは勝手に言いたいことがキーボードを打つことになる。だから、描きたいことが何かわからないのに、「書け」と言われるのは、子供の頃の宿題のように、喉につかえた言葉のように苦しいもな訳だ。


「創造」を今日はネタにして書こう。

人間は創造するために生まれて来たと、色々な先生が言う。私の言う先生というのは特に、キャロライン・メイスだけでなく、ブレネー・ブラウンやギャリー・ズコフその他大勢の私に影響を与えてくれた著者である。

人間は創造をしないと、それは態度に出ると言う。怒りっぽかったり、ストレスが溜まったり、結構周りに迷惑のかかるエネルギーを発信するようだ。

確かに、私が20年来テキスタイルデザイナーとして、絵柄を創造していた時、作業中は瞑想に近いものがあった。商業美術の世界にいたため、注文されたものを作り出す仕事を長年して来た私は、リストラにあってからまた絵を描こうと思ったときに、16歳で始めた油絵でも始めてみようかと思ったが、何も書けない物書きの様に、良いものを書こうと思うばかりに何も手につかないでいる。今は私は描く時ではないのかもしれないとも思っている。


アーキタイプの中にDilettante/素人と言うのがある。プロとしてデザインをしてきた私には、よく「素人のくせに」などと、わかったような口を聞く人、特にセールスの人を指して思ったことがある。だが今になっては、その素人のくせに一緒になって、美しいものを美しいと言ってしまえる人が、羨ましいと思える。私たち人間は、常に何かを創造し続けなければいけないようだ。創り出せない苦しみは、高度なものを求めるために起こる副作用なのだ。

子供の頃に作った泥団子や壁に書いた落書きも立派な創作なのだ。

付け加えて言うなら、創造する事が上手く出来ていないと、第2にチャクラがバランスを失って、病気として出るらしい。

*第2のチャクラは足の付け根、性器の部分からおへその下のことを指す。

Dilettante/素人のアーキタイプは、美術品やワインなど世の中にある美しいものや美味しいものなどの知識をある程度踏まえ、生活の中で満喫することができる人を指す。

私は持ち合わせていないアーキタイプである。


アーキタイプ:Dilettante/愛好家、素人

美術品をなどを愛するがプロほどの知識はなく素人のままで、広く浅く美しいものを楽しむ。

陽の特質=専門家ではないが芸術を楽しむことができる。

                表面的で知識が浅いことに気がつく。

陰の特質=知ったかぶりをする。


自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。