アーキタイプ ”Advocate/首唱者、代弁者、活動家”

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日本に10日ほど行っていました。

今回は、自分の病気の経験をバネに、日本で患者会など設立し活動をしている方たちの会いに行くのが目的でした。


彼女たちは、患者さんのサポートをしながら見えてくる、変えて行かなければならない医療システムに、真正面から向き合う活動家です。


皆さんの活動は記事となり色々な形で報道され、その部分だけを切り取って見れば、行動力があり羨ましがられたり、人によっては煙たがれる存在でもあります。


しかし色々と話を聞いてみれば、その活動はそれぞれがこの世に置かれた自分のミッションと思っている方ばかりです。


自分の仕事や家庭への時間を削り、金銭的見返りなどあまり無いまま、自分のビジョンだけを信じて新しい種を蒔き続け、それがいつか実を付ける事を願っている方ばかりです。


その行動は不安と疑問との戦いで「一人では何も出来ない」と、周りへの感謝を忘れることなく、それぞれを励まし合いながらお互いを進化させ、地道な活動を行なっているのです。


彼女たちを見ていると、1960年代のアメリカの「ウーマンリブ」の時代に、社会の中で女性も平等に生きられるようと、ブラジャーを焼き捨て男性と平等に賃金を支払われる権利を主張する、デモ行進を行なっていた時代と重なる気がします。


彼女らの場合は、アメリカのように大げさな行動をとるのではなく、日本の文化に沿ったアプローチの仕方をよく知っています。


アメリカ生活の長い私には、その我慢強さ、粘り強さは見習わなければならない処が多く、また、私が日本で生活することを選ばなかったもう一つの理由を、再確認させてくれるものでした。



今回の旅は、自分の活動を大層な物と思いがちな自分への戒めでもあり、同じ思いを持った女性たちが、身近に居ると言うことに大きな勇気をもらえたものとなり、自分の出来る事を惜しまず人の為に捧げられる人達の、魂の強さと美しさに魅せられました。


アーキタイプ:Advocate/首唱者、代弁者、活動家

情熱を持って社会の平等性や権利の主張に生涯をかける。

陽の特質=哀れみを行動に変え活動をする。

陰の特質=不適切な課題や個人の利益となる課題に対して活動する。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。

アーキタイプ ”Destroyer/破壊者、スポイラー”

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金継ぎ/Kintsugi (Japanese for "golden joinery") 


今朝、メールを開けたら、「金継ぎ」に関する本を出版した人の紹介があった。彼は瀬戸物と金継ぎを私たちの人生に見立て、人間は瀬戸物の様にもろいが、修復の仕方を知っていれば美しく蘇ると言うものである。

人生の中での失敗や絶望なども、ゆっくりと時間をかけて丁寧に直すことで、立て直すことは可能で、また美しいものになり得ると言うことの様だ。前回触れた「創造」でもある。

私は日本に住む友人から金継ぎの楽しさを語られたことがある。それまで金継ぎなど聞いたこともなかった。

アーキタイプの中に「Destroyer/破壊者」と言うのがある。このアーキタイプの良いところは、破壊することで、進化を期待できるところである。壊れてしまった物事をいつまで感情的に惜しむかは人それぞれであるが、立ち上がりの早い人がそれをどう元に戻すか、また新しいものを作り上げようとする時は、希望や夢さえ持っていると思う。

人生に例えた場合、砕け散った感情を元に戻すことに手を貸してくれる人への感謝と、バラバラになった心の欠けらを見ながら、自分なりに頑張って来たことを認めてあげなければならない。

この本の著者が言うには、「一番自分を責めているのは自分自身の場合が多い」と言っている。これは「周りに自分を解ってくれる人が居ないのなら、自分だけは自分を信じてあげよう」と、コーチングをする時に私がクライアントにアドバイスする事と同じだと思う。

金継ぎが美しいアートフォームである様に、人生設計も美しいアートフォームであるわけだ。

人間は昨日と同じ様に今日も時間を過ごす人がほとんどだろう。その一日に満足をしているのであれば、何も問題はないのだが、いつか違う事をしたいと思いながらも過ごす、同じ毎日を繰り返している人には、「Destroyer/破壊者」のアーキタイプの行動には見習うところがある。

なぜ同じ事を繰り返しているのだろうと思う様な生活でも、なかなか抜け出そうとしない人もいるが、それは辛いと思う毎日でも、慣れてしまえば、新しいことに挑戦することに勇気を出すよりも、慣れっこになった嫌な毎日を今日も過ごす方が楽だからだ。

新しい一日を迎えると言うことは、進化した自分がその日を迎えると言うことで、人が進化するときは、周りの誰かを悲しませる言うことでもあり、これは避けて通れない道なのである。

アーキタイプ:Destroyer/破壊者、スポイラー

物や関係などを破壊し、建て直す。

陽の特質=潜在的に破壊的なものから自分を解き放つ。

                今あるものを破壊し、新しいものを作り出すことに感情が走る

     新しい感情や人生設計をもとめる。

陰の特質=破壊力に酔いしれる。

     破壊するだけで、何も立て直さない。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。

アーキタイプ ”Dilettante/愛好家、素人”

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さあ、今日から新たに何を伝えようか??????

ものを書きたいという人が、行き詰まって何も書けないままになっている人が、キャロリンに相談すると、彼女は決まって、「ゴタゴタ言わずに何でもいいから書くことを習慣付けなさい/Stip bragging about it, just write anything every day.」と言う。そしてそれに念を押すように「何がそれをさせていないの/What’s stoping you?」と強い口調で言う。答えはいいものを描きたいが故に考えてしまうところにある。考えて考えて行動に移れない。

因みに、ここで紹介するキャロリンはCaroline Myssのことで、日本やヨーロッパではキャロラインと呼ばれている。

これはものを書くことだけに当てはまるのでなく、絵を描くにも物を作るにも、何かを創造しようとするときに、多くの人がぶち当たる壁である。

。。。と言うことで、私は思いつくままにこれから書いてみることにした。

今までコラムを書かせていただいた経験もあるが、描きたいトピック/ネタが思いつけば、あとは勝手に言いたいことがキーボードを打つことになる。だから、描きたいことが何かわからないのに、「書け」と言われるのは、子供の頃の宿題のように、喉につかえた言葉のように苦しいもな訳だ。


「創造」を今日はネタにして書こう。

人間は創造するために生まれて来たと、色々な先生が言う。私の言う先生というのは特に、キャロライン・メイスだけでなく、ブレネー・ブラウンやギャリー・ズコフその他大勢の私に影響を与えてくれた著者である。

人間は創造をしないと、それは態度に出ると言う。怒りっぽかったり、ストレスが溜まったり、結構周りに迷惑のかかるエネルギーを発信するようだ。

確かに、私が20年来テキスタイルデザイナーとして、絵柄を創造していた時、作業中は瞑想に近いものがあった。商業美術の世界にいたため、注文されたものを作り出す仕事を長年して来た私は、リストラにあってからまた絵を描こうと思ったときに、16歳で始めた油絵でも始めてみようかと思ったが、何も書けない物書きの様に、良いものを書こうと思うばかりに何も手につかないでいる。今は私は描く時ではないのかもしれないとも思っている。


アーキタイプの中にDilettante/素人と言うのがある。プロとしてデザインをしてきた私には、よく「素人のくせに」などと、わかったような口を聞く人、特にセールスの人を指して思ったことがある。だが今になっては、その素人のくせに一緒になって、美しいものを美しいと言ってしまえる人が、羨ましいと思える。私たち人間は、常に何かを創造し続けなければいけないようだ。創り出せない苦しみは、高度なものを求めるために起こる副作用なのだ。

子供の頃に作った泥団子や壁に書いた落書きも立派な創作なのだ。

付け加えて言うなら、創造する事が上手く出来ていないと、第2にチャクラがバランスを失って、病気として出るらしい。

*第2のチャクラは足の付け根、性器の部分からおへその下のことを指す。

Dilettante/素人のアーキタイプは、美術品やワインなど世の中にある美しいものや美味しいものなどの知識をある程度踏まえ、生活の中で満喫することができる人を指す。

私は持ち合わせていないアーキタイプである。


アーキタイプ:Dilettante/愛好家、素人

美術品をなどを愛するがプロほどの知識はなく素人のままで、広く浅く美しいものを楽しむ。

陽の特質=専門家ではないが芸術を楽しむことができる。

                表面的で知識が浅いことに気がつく。

陰の特質=知ったかぶりをする。


自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。