アーキタイプ ”Companion/コンパニオン、相棒、右腕”

Photo by Kat Jayne from Pexels

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”Achieve high . Fly low”

私はこの言葉をフェイスブックのバナーに選んだ。

「頂点は高く、低空飛行で」と言う意味だ。


この言葉は、キャロライン・メイスが講座の中で言った言葉で、その説明は「アマチュアほど舞い上がり見せびらかす、人間は頂点を極めたからと言って舞い上がってはいけない、常に地上に近い所にい居なさい」と言う戒めの言葉である。

仏教で言う「初心に戻れ」”beginners mind” とも結びつく。


例えば、成功を遂げて行く人には、その上昇気流に肖りたいと必ず人は付いてくる。

しかし翼の下でその気流を支えてくれる人が居ることを忘れてはならない。

それらは、上手く行かなかった時に自分の愚痴を黙って聞いてくれる人から、背中を押してくれる人、成功と言う梯子から落ちて行く自分を、手を伸ばし受け入れてくれる人だ。


その縁の下の力持ちは、主役ににならなくても、脇役として家族、職場、コミュニティーなど、最終的に全てが上手くまとまるように振る舞う事で、自分の人生にそれなりの成功の足跡をしっかりと残す。


アーキタイプの中には、リーダーも居れば脇役もいる。

自分で頂点に上り詰めたと思っていても、必ず脇で支えてくれた人はいる。

人生はスポットライトを浴びた人だけを成功者と呼ぶのではなく、それぞれに与えられた役目を達成した人が、自分自身に与えられた人生の主役を演じた成功者と言えるのだ。



さて、あなたは何をする為にこの世に生を与えられ、自分の役目はなんであるかを知っているだろうか?

望んでいた成功を掴み、舞い上がってはいないだろうか。

スポットライトを浴びた人を妬み、自分の役目の大切さを見失ってはいないだろうか。

私たちは、一人では何も出来ないことを認め、この世にそれぞれの居場所が与えられ、それらが集まったの、それぞれの「この世」なのである。

それを知ることで、私たちは「自分はこの世に自分は居て良い」と思うことができる。



自分のアーキタイプを知ることは、自分が何を達成する為にこの世に置かれているのかがわかるのである。



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Companion/コンパニオン、相棒、右腕

自分より強い性質や人格の人や、人生において自分より権限を持った人へサービスを提供する。

立役者を支える、見かけとは裏腹にしっかりした性格を持つ。

陽の特質=忠誠心、強靭さ、非心性を持つ。

     相手の人格を呼び起こす。

陰の特質=信頼を裏切り、悪用する。

     友情、結婚、ビジネスパートナーシップ、および他の関係の

     中に自分自身を見失う。

     お互いに望んでいない関係の場合でも、一方的に惹かれる。

     自分のアイデンティティを相手のものと区別することが困難にな

     る。

     相手のニーズを予測することで、相手の友情と承認を得ようとす

     る。

     自分自身の価値は相手が存在することにあると思いこみ、自分

     に価値と重要性を見ることが

     できなくなる。

*コメディーの相方や秘書、パーソナルアシスタントは右腕としての一例であり、日々の生活で必要な詳細を管理する。ショーのスターではなく、目に見えないところで活躍する名もなきヒーロー。

コンパニオンは性的なサポートではなく感情的なサポートを提供する。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。

アーキタイプ ”Healer/ヒーラー、セラピスト”

Photo by Matthew Henry on Unsplash

私は「スピリチャル・コンパニオン・サークル」と言うウェブサークルに参加することにした。

これは、アーキタイパル・コンサルタントになるための指導をしてくれた、シャーマンでもある私の先生がまとめてくれたグループである。

私たちの先生で宗教学者でもあるキャロライン・メイスは、宗教とスピリチュアリティーをはっきりと区別し、現代の宗教の多くはコスチュームパーティーで、人に良い影響を与えるより、悪い影響を与えてい場合が多いと言い切る。

アーキタイプを極めるためにお金と時間を使うことも出来たのだが、自称「ヒーラー」またヒーリングを求めている人たちが多いこのサークルでは、それぞれが何を言い出すのか、私に何を気づかせてくれるのかに興味がある。

また、コーチだのコンサルタントだのと肩書きをいただき、クライアントへのアドバイスをする立場になって、自分の発した言葉への責任の重さを感じることはしょっちゅうだ。

この仕事は自分に合った仕事だと言う確信はあるが、自分のエゴとの戦いの中、相手には見えていない本当のことを「本当」と言い切ることは、言葉を選ばなければ相手を傷つけてしまう。

私はライフコーチングをする時、これまで日本人にはスピリチャルとか神とか言う言葉を使うのを避けてきた。しかし、アーキタイプのコンサルティングをする様になって、スピリチャリティーと神の話をしなければならなくなった。

マインドフルネスの発起者、ジョン・キャベット・ジンも同じ様なことを言っている。それは人によってこの言葉の持つ意味、想像する世界がまるで違ってしまうと言うところで、「スピリチャル」や「神」と言う言葉が、自分と同じものを指している事を確認する必要があると思っている。「私は信じない」と言われても、その信じないと言っているものが、お互いに同じものを指しているのであれば問題はないわけだ。

キャロライン・メイスは、現代の鬱に悩まされる人は、病気でなくスピリチャル・クライシースで、見えない力を信じられないところにあると言う。

今の時代は、S N Sなどから飛び込んで来る写真や画像から、「自分はどこに当てはまるのか」と、自分を受け入れてくれる居場所を探しながら、心が迷子になる人が増えているのではないかと思う。

さて、あなたにとってスピリチュアリティーとは、神とは、どんな存在でしょう?

アーキタイプ:Healer/ヒーラー、セラピスト

人の身体、心、精神を治すことに情熱を持っている。

病気を経験している人たちに変わって神に恵みを候事で、より早く治すことができる。

陽の特質=痛みを、修復または治す力に変えることができる。

     人生の中で伴った痛みから解放し、将来の方向性を変える。

     愛情と思いやりを持って人の心や身体に触れる事で、癒しを与えられる。

陰の特質=助けが必要な人たちを利用する。

     自分自身の癒しをおろそかにする。

     自分は特別、または優れた才能を持っているとうぬぼれる。

     相手が治ったり、癒されたのは、全て自分のおかげと思う。

*Wounded Child が大人になって、Wounded Healerになる場合が多々ある。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

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アーキタイプが選ぶあなたのバレンタイン

Photo by Kristina Paukshtite from Pexels

私は昨年、長年の夢だったアーキタイパル・コンサルタントの資格をCMED Instituteからいただきました。

ほとんどの方が「アーキタイプ」という言葉を聞いたことがないのではと思います。



今までアーキタイプのことを少しづつ触れながらブログを書いてきましたが、アーキタイプについてはまだ説明をしていませんでしたので、今回は少し説明をさせていただきたいと思います。



私たちは12のアーキタイプをセットで持ち合わせて生まれて来ると、1900年初期に活躍したスイスの心理学者、カール・グスタフ・ユングは言います。ユングはアーキタイプを生涯研究し、アーキタイプの父とも呼ばれています。この12のアーキタイプを出生時のアーキタイプと呼んでいます。この12のアーキタイプは自分が望んで生まれ持って来たものではありません。

全てのアーキタイプには、陽の部分、すなわち幸せをもたらす働きをする部分と、陰の部分、不幸をもたらす働きをする部分とがあります。生まれ持った12のアーキタイプを土台に、それぞれの性格が作り出され、それによりパターン科された毎日を送るわけです。



私たちは、理数系、アート系、社交的、内向的、リーダー、フォロアーなどと人のタイプを指し、心がときめく事も、笑いのツボもそれぞれ違います。このように私たちは無意識にアーキタイプをシンボル化して表現しているのです。


さて、2月14日はバレンタインズデーです。

私たちがデートに行くと時は、何を着ていくか、髪型は決まっているかなどと、外見的に一番良い状態の自分を連れてデートに行きます。それと同じように内面も、12のアーキタイプから自分を一番良くアピールできるアーキタイプを2、3連れて行き、「真面目そう!」「頼りになる!」「めっちゃ優しい!」「守ってあげたい!」と思わせ、恋に落ちるわけです。

ところが結婚したとたん「こんな人だとは思わなかった!」「騙された!」なんてことはよくある話です。これは相手がデートをしていた時に、家に置いて来たアーキタイプに出会っただけなのです。



自分のアーキタイプを知ることで、自分は何なぜ一定のタイプの人に心をときめかせ、何が原因でその関係が破局するのかまでが分かります。

離婚した人が、前の奥さん、前の旦那さんと似たタイプの人と再婚するケースは良くあることで、これは無意識に自分のアーキタイプが同じタイプの人を選んでいるのです。

恋に落ちるタイプも、騙され方も、尽くし方も、目的も、無意識のうちにアーキタイプが決めているのです。

自分のアーキタイプを知る事で、同じ間違えを防ぐことができ、どのアーキタイプの陰の部分が現在アクティベートしていて、自分の成功を妨げたり、困難を招いているのかを知ることもできます。


Photo by Aiko Brody

Photo by Aiko Brody

アーキタイパル・コンサルタントは、どの様に何をするのかをご説明しましょう。

あなたの出生時の12のアーキタイプを探し出すお手伝いをし、それを読み解き、今起きている問題を解釈し、解決へと導き、これまでの考え方のパターンや、行動のパターンを理解していただき、あなたのこれから望む人生のあり方、この世に自分が置かれた理由、なりたい自分にどうすれば近づくことが出来るかを、2回のお電話でのセッションと、2回のメールのやり取りでお伝えします。

ご興味のある方は、alliswellcoaching@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

世界中どこにお住いでも、お互いの都合の良い時間を選んでセッションをさせていただいております。

皆様からのご連絡お待ちしております。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

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アーキタイプ ”Athlete/スポーツマン ”

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私はこの数年、ニューヨークマラソンの応援に行っている。

今までは、テレビの実況をチラッと見て、誰が一番になり、賞金が幾らで、最後のゴールをした人のストーリーを、「ご苦労様」と思いながら、スクリーンを通して見ていた。

昨年もこの日は日曜だというのに、地下鉄は応援する人の名前を書いた大きなカードを持った人たちで賑わっていた。

以前は私も声援を送っていたが、応援に来た人たちの声が保たず、静まり返ってただランナーたちを見ている時がある。

そして走り去るランナーに「もっと騒いで応援しろ!」とばかりに身振り手振りで要求される。

3時間以上走り続けているランナーの方が断然元気だ。

今回私は大きな牛を呼ぶベルを鳴らしながら、日本とアメリカの国旗を振って応援した。

この日はそれぞれが自分に課したゴールへの挑戦の結果を知る時である。

今回10回目の挑戦をした祐子さんは、数年前、抗がん剤治療のためのポートを胸に付けたまま、ミツバチの縞々のアウターを着て、頭には触角のカチューシャを付け、私の前を飛んで行った。

それからも走る事で毎年自分への挑戦をして来た彼女は、今回はいつもの年より30分程早く私の前を通過、一緒に待ち合わせをしていた友人は、祐子さんの応援に間に合わなかった。

彼女のゼッケンには「Run for YOKO」と書いてある。

これは同じ病気を同じ時期に乗り越えた仲間のがん転移を知ってのことだ。

自分以外の人を思いながら走れる、余裕とも思えるこの行動は、羨ましくも心が熱くなる。

病と闘う人の辛さと自分の走る辛さを重ねて完走した後は、「スピードを落とさずに完走できました」とあっさり言い切り、媚びない。

他にも、義足をつけた人、車椅子を押す人、盲目の人とそのサポーターと、参加する人は様々である。

このアーキタイプを私は持ち備えていない… だから私は、このエネルギーを感じるために、一年に一回くらいは応援に繰り出そうと思っている。

アーキタイプの中に「Athlete/スポーツマン」がある。

これはどれだけ早く、長く走れるかとかの体力を競うだけでなく、自分に課した約束をどこまで守り切れるかと言った、根本的精神力を示すものである。

勝ち負けで力を判断をするれば、負けることは弱さになり、弱いことが恥と思えば、ズルをしてでも「勝利」と言う形を得る。

そしてそんな人を私たちは「スポーツマンシップに欠ける」と言うわけだ。

人のやりたくない事を率先して引き受けてくれる人に ”You are Sports” と声を掛ける。

スポーツマンは挑戦する人を指す代名詞にもなっている。

現代の問題は、メディアが優れたアスリートに多額の報酬を支払い、ヒーロー扱いをする。

ヒーローのアーキタイプとAthlete/スポーツマンのアーキタイプは全く異なるもので、ヒーロー扱いに慣れてしまったAthlete/スポーツマンが、現役から離れた時に自分を見失うところはその迷いにある。

また、周りから作り上げられた、慣れない自分のキャラに悪戦苦闘をする人もいるはずだ。

何事も決めた事をやり遂げることがどれだけ難しいことかは、誰もが経験する。

新年の抱負から始まり、減量やら勉強やらと、思いつくところは沢山ある。

そして脱落するたびに、私たちは都合の良い言葉を選び、言い訳の上手い人間になって行く。

Athlete/スポーツマンは、単純にどんなに小さな挑戦にでも、それを日常のルティーンとして守り、自分自身の「言い訳」と言う誘惑に毎日勝ち続ける。

これが本当の「Athlete/スポーツマン」なのだ。

五体満足で無くても、才能を持ち合わせていなくても、「Athlete/スポーツマン」のアーキタイプを持ち合わせて生まれて来たならば、それは何らかの形で自分の人生の中に、粘り強さとして現れる。

アーキタイプ:Athlete/スポーツマン

身体力で根本的精神力を象徴し、障害者も含め身体の限界の超越に挑む。

プロとしてのスキルよりも精神力とやる気に注目する。

陽の特質=個人の体力と精神力の発達を促す。

     強い倫理と道徳心を備える。

     粘り強く、ルティーンをこなす。

陰の特質=運動能力を利己的に誤用する。

     スポーツマンとしての誇りを持たず卑怯なプレーをする。

*スポーツだけに留まらず決めたことに対し、耐久力と精神力を高めるために専念してきたかを確認してみよう。

あなたの出生児の12のアーキタイプを探し出してみませんか。

「いつも」こうする/こうなる自分、「絶対」こうしない/こうなりたくない自分は、出生児の12のアーキタイプが作り上げています。

自分の12のアーキタイプを知ることで、毎日の自分の行動や言葉遣いのパターンまでをも変えることが出来ます。

自分の12のアーキタイプを知ることで、「性格」と諦めていた自分の行動や考え方、生きて来た中で経験した辛い出来事などを、自分の力に変える事ができます。

あなたはどんなアーキタイプを持って生まれて来たでしょう?

お知りになりたい方は、ご連絡をお待ちしております。